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コーヒー豆レビュー(コロンビア ナリーニョ ラウニオン)

コロンビアについて

苛烈な環境が、他にない魅力と多様性を産む、世界第三位のコーヒー王国。

赤道直下の地域では収穫期が2回、スペインから独立した19世紀にコーヒーの栽培を始め、今では世界中に輸出し、生産量は世界3位(2017年データ)、世界的にも大きな影響力を持つ産地。

何かと比較される、同じくコーヒー大国ブラジルとは大きな違いが3つある。伝統的な精製方法はウオッシュド、手摘み、そして高地で栽培するエリアが多い。南部では2000メートル超えの馬でしかいけないところも。

そのため、寒暖差が激しい高地の中部や南部の豆には酸味が特に際立つものが多く、スッキリで、キレがあると評される。反面ブラジルは甘みがあり、苦みも強いため、コクがあると評されることが多い。これらの対象的な2つをベースにブレンドするコーヒー店も多く、世界のコーヒー文化をけん引する両輪ともいえる。

主な産地は高地で有名な南部のナリーニョ、火山灰等による肥沃な土壌が特徴の中部のウィラ、比較的低地でマイルドな味が特徴の北部はサンタンデール、シエラネバダなど。地域による多様性もバラエティ豊か。火山灰が降り注ぎ、寒暖差の激しい苛烈な環境が特別な香り、目の覚める様な味わいを生みだす。

当店販売中のコロンビア

コロンビア ナリーニョ ラウニオン

吹き上がる香り。押し寄せる酸味、苦み、コク。

とにかく香りの勢いがすごいです。粉にお湯を注いだ瞬間華やかな香りが吹き上がります。フレーバーに例える間もなく出てくる言葉は「すごい」。味わいももちろん素晴らしく、コーヒーらしい苦みや酸味、コクが押し寄せてきます。本当ににぎやか。にぎやかすぎる。

コーヒーの要素のゲージがすべて「程よい」からバランスよくはみ出してる感じです。少し高圧的にすら感じるコーヒー感に場合によってはやかましさを覚えるかもしれません。

でもこれがコロンビア。コーヒーが南国の飲み物だということを思い出させてくれます。渋くくつろぐというよりにぎやかで華やか。最高に明るい気分にさせてくれるコーヒーです。

圧倒的な存在感のコロンビア。なかでもナリーニョ地区は最高品質のコーヒー豆を作り出す名産地です。

生豆資料

コーヒー産地としては世界で3位と有名なコロンビアも、場所により実は様々。コーヒーよりもオレンジに力をいれている場所もあれば、山奥で麻薬をつくっているところもある。しかし、このナリーニョは、そんなコロンビアの中でも最高品質のコーヒーを生産する名産地。そして、そのナリーニョの中でも特にカップ品質に優れたラ・ウニオン地区よりお届けするマイクロロット。非常に傾斜の厳しい斜面と肥沃な火山灰土壌、渓流が日中は山麓まで温かい空気を運び、その暖気は夜に山頂に上昇し、最大標高 2300m の耕地で最高品質のコーヒーを生産。その地形的特徴も重なり農園面積 1ha 未満の零細農家が一粒一粒完熟豆を丁寧に収穫し、手動のパルパーで果肉処理を行い、小さなタンクで水洗・発酵され、パティオやアフリカンベッドで天日乾燥。ここで栽培されたコーヒーは大手が9割おさえ、残りの1割も奪い合い、そんな噂も飛び交うほどの逸品。我々もスイスの専門商社ボルカフェからマイクロロットを毎年苦労してGETする。それがコロンビアナリーニョ ラ・ウニオン。そしてその、マイクロロットにつけた名前は、JOKER。苛烈な環境のコロンビアから生まれたラ・ウニオン地区独特の、深くマイルドな酸味と芳香なボディ、ナッツ系の滑かな後味、JOKERの持つテロワールが、深く貴方の胸を打つことでしょう。

地域:ナリーニョ、ラ・ウニオン地区
土壌:北部火山帯性火山灰土壌標高:1800~2300m
各農家平均面積:1ha 未満
全体の約65%がカツーラ種、ティピカ種は凡そ5%、残り30%がカスティージョ(El Tambo)種が生産されています。

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