訴え
1カ月前くらいから右肩が痛く、現在まで状況変わらず。右を向くと痛い。
見立て
しきりに右肩を手で押さえてでの訴え。肩関節の可動域は問題ないので痛みの程度からも純粋に右僧帽筋のコリかと思った。右を向くと右僧帽筋は伸ばされ痛みを助長するので訴えとも一致。ところが施術を進めていくと、頭部右回旋（他動、僧帽筋が緊張する手前の可動）で下部頸椎右側に痛みを確認。頸椎の圧迫や関節を痛めている可能性も疑った。
施術
僧帽筋の緊張が強いのは確かなので、周りの筋肉を含めて十分にマニピュレーション。下部頸椎を痛みの反応をみながらモビリゼーション。年齢的に体位の変換が辛そうだったので、頻度を減らしできるかぎり仰臥位で施術を行った。
