ご相談内容
以前から歩きにくさは感じていたものの、
ここ1〜2か月ほどで、右足に踏ん張りが効かない感覚が強くなってきたとのことでした。
特に階段では、手すりにつかまっていても
右足から降りる動作に不安があり、
転倒への心配も感じている様子でした。
痛みはなく、
「力が入らない」「支えきれない感じ」が主な困りごととして挙げられていました。
体の状態の見立て
右足の脱力感という訴えから、
まずは腰まわりの影響も含めて全体を確認しましたが、
それ以上に、右膝の外側への傾きが強く目に留まりました。
脚全体で体を支える力が不足している印象があり、
筋力の低下が、姿勢や歩行時の安定性に影響している可能性が考えられました。
また、ここ数か月の生活状況や年齢的な背景を踏まえると、
運動量の減少による変化も、
体の使い方に影響しているように感じられました。
施術の考え方と対応
歩行時に体が右側へ流れやすい様子があったため、
まずは腰椎や骨盤まわりの位置関係を確認し、
体が傾きすぎないよう配慮しながら調整を行いました。
あわせて、
普段の歩き方で負担がかかりやすい筋肉や関節を中心に、
動きを妨げていないかを見ながら触れています。
一方で、年齢や現在の体の状態を踏まえると、
今から大きく姿勢や歩き方を変えること自体が、
かえって負担になる可能性も考えられました。
そのため、無理に動きを修正するのではなく、
現実的な選択肢として、
体を支える力を保つための簡単な動きや考え方についてお伝えしています。
施術を通して感じたこと
高齢期の体の変化では、
「整えること」と同時に、
「無理を増やさないこと」も大切な視点になります。
その方の生活背景や安全面を含めて、
どこまでを目指すのかを一緒に考える必要性を、
あらためて感じた施術でした。
六浦からお越しの80代男性の方でした。
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