ご相談内容
保育士として勤務されており、日常的に前かがみ姿勢が多いとのことでした。
腰への負担は以前から感じていたそうですが、仕事自体は続けられている状態。
ただ、つらさが強まると、両足の大腿部から足首にかけて、外側にしびれのような感覚が出てくることがあるとのことでした。
常に強い症状があるわけではないものの、「ひどくならないか」という不安も感じておられました。
体の状態の見立て
姿勢を確認すると、背骨の側方への弯曲がやや強く感じられました。
腰椎の前弯も少なく、周囲の筋肉にも緊張がみられます。
前かがみ姿勢が続くことで、腰椎まわりの可動が制限され、結果として神経に影響が及びやすい状態になっているようにも考えられました。
また、腰だけでなく、胸椎の弯曲の影響も関連しているように感じられ、脊柱全体での連動の偏りが背景にある可能性も考えられました。
原因を一つに絞るというより、日々の姿勢による蓄積が体の使い方に影響している印象でした。
施術の考え方と対応
腰部だけにアプローチするのではなく、側弯が目立っていた胸椎を含め、脊柱全体の動きを確認しました。
マニピュレーションやモビリゼーションを用いながら、
一部に負担が集中しないよう、背骨全体が分散して働ける状態を意識しました。
あわせて、骨盤まわりのねじれにも調整を加えています。
お仕事の内容自体を大きく変えることは難しいため、
立ったままで行える簡単な運動をお伝えし、こまめに体の状態をリセットできるようにしました。
負担を「なくす」ことよりも、溜め込み続けないことを優先しています。
負担の集中の回避は神経的な症状の軽減も期待できます。
施術を通して感じたこと
日々の生活による影響は、急に現れるというよりも、少しずつ形になっていくことが多いと感じます。
今回のように、仕事を続けながら体を整えていく場合、
大切なのは大きく変えることよりも、小さく戻す機会を増やすことなのかもしれません。
体にかかるストレスをゼロにすることは難しくても、
蓄積させない工夫は重ねていける。
その積み重ねが、状態の安定につながるように感じました。
金沢文庫からお越しの50代女性の方でした。
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