施術メモ|朝起きると肩関節が痛い|金沢文庫 20代

朝起きたときの右肩関節の痛みでのご相談。金沢文庫からお越しの20代男性の施術メモです。
日中は大きな支障はないものの、2か月ほど同じ状態が続いて不安とのことでした。


ご相談内容

2か月ほど前から、朝起きたときに右肩関節の痛みがあるとのご相談でした。
動き出してしまえば気にならなくなるものの、毎朝のように痛みが出ることに不安を感じている様子でした。

お話をうかがうと、右肩を下にして寝ることが多いとのことでした。
日中よりも、寝ている間の体勢が関係している可能性も考えながら見ていきました。


体の状態の見立て

肩まわりの筋肉や関節の動きを確認すると、硬さや動きの悪さが強く出ている印象はありませんでした。
むしろ、右肩関節にはやや不安定さがあり、関節を支える力が十分に働いていないように感じられました。

右肩を下にして寝る習慣があることで、寝ている間に体の重さが肩関節にかかり、関節が不安定な方向へ押し出されている可能性も考えられました。
その結果として、筋肉や靭帯が長時間引っ張られるような状態になり、朝の痛みにつながっているのかもしれない、という見立てで施術を組み立てました。


施術の考え方と対応

この日は、肩関節そのものだけに負担が集中しないよう、首・背中・肩甲骨まわりなど、肩の動きに連動する部分から整えていきました。
肩だけを局所的に強く触るのではなく、周囲とのつながりを見ながら負担を分散させることを優先しました。

あわせて、不安定さのある肩関節が無理のない位置で動けるように、関節運動の誘導と、インナーマッスルへの軽い刺激も加えました。
動きを大きく出すことよりも、安定した肩の位置を体に思い出してもらうような意図で進めています。

簡単にできるインナーマッスルのトレーニングもお伝えしました。


施術を通して感じたこと

肩の痛みというと、硬さや動きの悪さに目が向きやすいですが、今回のように、ゆるさや不安定さが関係していることもあります。
同じ「肩の痛み」でも、体の状態によって見方や対応は変わるため、ひとつの考え方にとらわれず、引き出しを多く持っておくことの大切さを感じました。

また、寝ている間の姿勢が関係している可能性がある場合は、起きている時間の調整だけでは捉えきれない面もあります。
寝具や寝る向き、日頃の習慣も含めて、無理のない範囲で整理していく視点も必要だと感じた施術でした。

金沢文庫からお越しの20代男性の方でした。


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