金沢文庫からお越しの50代女性、リモートワーク中に両肘の痛みが気になっていた方の施術メモです。
仕事を続けるうちに痛みが強まり、今後さらに支障が出ることへの不安もありました。
ご相談内容
ご自宅でのリモートワークが続いており、長時間のデスクワーク中に両肘の痛みが出てくるとのことでした。
仕事をしているうちに痛みが強まり、このままひどくなると業務に支障が出るのではないか、という不安もあったようです。
医療機関の受診歴はありませんでした。
体の状態の見立て
痛みを訴えていたのは、手関節を反らせる筋肉の付着部(肘付近)でした。
キーボード操作の際に手関節を反らせる癖がある方にはよく見られる訴えであり、当初は腕の使い方による負担が関係していると感じました。
ただ、通常であればその筋肉にストレッチをかければ痛みが再現するのですが、今回はその反応があまり強くでませんでした。
一方で、首肩まわりの筋肉の硬さがあり、ストレートネックの傾向もうかがえたため、頸椎による神経圧迫の影響が腕の痛みに関係している可能性も考えました。
そのため、腕そのものの負担だけを見るには判断が難しく、首から腕にかけてのつながりも含めて見ていく必要があると感じました。
施術の考え方と対応
今回は原因をひとつに決めつけず、考えられる可能性を残したまま両方に対応する形で進めました。
腕の筋肉による肘への負担と、首まわりの状態の両面を見ながら施術を組み立てました。
腕に対しては、手関節を反らせた状態でキーボードを打ち続けることが負担になっているように見受けられたため、その周辺の緊張に対応しました。
首に対しては、首肩まわりの硬さや姿勢の影響を踏まえ、頸椎から腕に出る神経の走行も視野に入れて調整しました。
また施術だけでなく、日常の作業環境も大きく関係していると考え、キーボードの位置や手首の角度についてお伝えしました。
ノートパソコンはどうしても下を向く姿勢になりやすいため、外付けモニターや外付けキーボードの使用も提案しました。
仕事時間が長い方だからこそ、体の使い方だけでなく、環境を整えることも無視しにくい要素だと考えました。
施術を通して感じたこと
今回のケースでは、日常生活の環境のままで長時間仕事を続けることの危うさをあらためて感じました。
体に合わない環境でもその場では何とかこなせてしまうことがありますが、それが続くことで負担が重なり、痛みにつながってしまうこともあります。
また、施術の内容は最初の印象だけで決めつけず、可能性を一つずつ見ていくことの大切さを改めて感じました。
肘の局所だけを見るのではなく、首の状態や作業姿勢まで含めて考える必要があるケースでした。
金沢文庫からお越しの50代女性の方でした。
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