施術メモ|リモートワーク中の姿勢のクセからの肩こり|六浦 30代

続くリモートワークの中で肩こりを感じている六浦からお越しの30代女性の方の施術メモです。
一般的な猫背から肩こりというパターンとは少し違う体の状態が見られたため、脊柱と肩甲骨、胸筋まわりの関係を中心に見ていきました。


ご相談内容

リモートワークが続いており、仕事中の座り姿勢が長く続く中で、肩のこわばりを感じやすいとのことでした。
医療機関での受診歴や、特に言われていることはありませんでした。


体の状態の見立て

体を見ていくと、胸椎・腰椎ともに弯曲が少なく、脊柱全体がまっすぐに近い状態に感じられました。
あわせて巻き肩も見られました。

通常巻き肩というと、背中が丸くなり、肩甲骨が外側へ流れて起こることが多いです。
ただ今回は、脊柱全体の弯曲が少ない中で巻き肩という、少し珍しいケースでした。

胸筋が縮こまり、肩甲骨を外側へ引っ張っている可能性を感じました。
リモートワーク中の姿勢や、腕の置き方、目線などが、この状態に関係していそうに感じました。


施術の考え方と対応

まずは、脊柱全体の動きを見ていきました。

胸椎や腰椎の弯曲が少ない状態は、脊柱の動きの減少につながり、体にかかる負担は分散されにくくなります。
また、肩甲骨は胸椎に関連して動くため、動きの少なさは肩甲骨のスムーズな動きにも影響すると考えました。

そのため、最初に脊柱全体が動きやすい状態をつくることを優先しました。
そのうえで、肩甲骨を外側へ引っ張っている胸筋に対して、無理のない範囲でストレッチを行いました。

肩や背中の動きやすい状況をつくってから、最後に肩まわりの筋肉の張りを見ていきました。
肩こりだからといって、最初から肩だけをゆるめるのではなく、背景を整えることを意識しました。


施術中または施術後に伝えたこと

仕事中でも取り入れやすいように、脊柱を効率よく動かす簡単な運動をお伝えしました。
長時間同じ姿勢が続く中で、背骨まわりを少し動かすだけでも、肩に負担が集まりにくくなると考えました。

また、肩甲骨を脊柱に寄せるようなストレッチもお伝えしました。
胸筋が縮こまり、肩甲骨が外へ引かれやすい状態に対して、日常の中で戻す動きを入れてもらうためです。

あわせてデスクワーク中の姿勢についてもアドバイスをお伝えしました。


施術を通して感じたこと

今回の肩こりは、猫背になり、肩甲骨が外側へ引かれ、肩の筋肉がつっぱるという定番の流れとは少し違う印象でした。

パターンから外れる状態のときは特に、日頃どのような姿勢で仕事や生活しているのかを体の状態から想像し、負担をかけている箇所がどこかを探していくことの大切さを感じました。

今回は、普段は補助的に見ることの多い胸筋への対応が、重要な意味を持つ施術となりました。

六浦からお越しの40代女性の方でした。


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