金沢八景にお住まいの50代女性。右足のしびれが気になるとのご相談でした。
日常生活に大きな支障はないものの、12年ほど前から状態がほとんど変わらず続いているため、「このままで大丈夫なのか」という不安を感じて来院されたケースです。
ご相談内容
12年ほど前から、右足にしびれを感じる状態が続いているとのことでした。
日常生活に大きな支障が出るほどではないものの、長い間ほとんど状態が変わらず、常に気になる感覚が残っているそうです。
症状が長く続いていることもあり、「このままずっと変わらないのではないか」という不安も感じておられました。
また、足のしびれだけでなく、鼠径部付近の違和感も気になっているとのことでした。
体の状態の見立て
体を確認すると、腰に大きな歪みが目立つ状態ではありませんでした。
一方で、腰椎の動きがかなり悪くなっており、しびれの出ている範囲も踏まえると、腰から足へ向かう神経への影響が関係している可能性が考えられました。
鼠径部に感じている違和感についても、足や鼠径部そのものだけの問題ではなく、腰からの神経の影響が関係している可能性があると考えました。
また、猫背が強く、背中の筋肉や関節の動きもかなり硬くなっていました。
本来であれば背中などでも分散されるはずの負担が、背中の動きが悪くなることで腰に集中しやすくなっていることも考えられました。
さらに股関節の動きにも硬さがありました。
股関節も腰と連動して動くため、ここが十分に動かないことで腰への負担が増えている可能性があると見立てました。
施術の考え方と対応
今回の施術では、まず動きの悪くなっている腰椎の可動性を高めていくことを中心に考えました。
ただし腰だけを施術しても、背中や股関節の硬さが残っていれば、再び腰に負担が集中しやすくなります。
そのため腰だけにとらわれず、硬くなっていた背中の筋肉や関節にも動きをつけ、体全体で負担を分散しやすい状態を目指して施術を行いました。
また、動きの悪かった股関節についてもあわせて調整しました。
背中、腰、股関節をそれぞれ別々に見るのではなく、体のつながりを考えながら動きを整えていくことで、腰に集中していた負担を減らしていくことを意識しました。
施術を通して感じたこと
今回のように長期間続いている症状では、「もう慢性化しているから仕方がない」と諦めてしまうこともあると思います。
ただ症状が長く続いている場合でも、骨の変形などではなく、関節の硬さや筋肉の緊張などが影響し続けているケースもあります。
長く続いているからといって、必ずしも変化する可能性がないとは限りません。
また、足にしびれがあると、どうしても「足に原因があるのでは」と足ばかりに意識が向きやすくなります。
今回のケースでは、しびれを感じている足だけではなく、腰の動きや背中の硬さ、股関節の動きなども含めて確認していくことが大切だと感じました。
症状の出ている場所だけにとらわれず、体全体のつながりを見ながら原因を考えていくことの大切さを、あらためて感じたケースでした。
金沢八景からお越しの50代女性の方でした。
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考え方をまとめたページもあります。

