ご相談内容
寒い屋外での作業や、階段の多い職場での立ち仕事が続くなかで、両膝に痛みを感じるようになったとのことでした。
日常生活に大きな支障が出ているわけではないものの、
「このまま同じ仕事を続けていけるのか」という不安がある、というお話でした。
特定の動作で強い痛みが出るというよりも、負担が重なったときに気になる、という状態でした。
体の状態の見立て
膝の曲げ伸ばしの可動域は問題なく、腫れや水が溜まっているような様子も見られませんでした。
ご本人の感覚どおり、日々の負担の積み重ねや、寒さによるこわばりが関係しているように感じられました。
また、立ち方や歩き方の癖によって、膝の一部分にストレスがかかり続けている可能性も考えられました。
膝そのものだけでなく、骨盤や股関節、足関節の動きの連動も確認すると、動きにやや偏りがあるように見受けられました。
原因を一つに絞るのではなく、全体の使い方の中で膝に負担が集まりやすい状態、と捉えました。
施術の考え方と対応
膝まわりの筋肉や関節に対して、マニピュレーションやモビリゼーションを行い、こわばりをやわらげる方向で調整しました。
同時に、骨盤まわりや股関節、足関節にも動きをつけ、負担が膝に集中しないよう全体の連動を整えていきました。
寒さで体が縮こまると全身の動きが小さくなり、負担の分散が難しくなります。
そのため、部分的な対応よりも「分散できる体の使い方」を取り戻すことを意識しました。
施術を通して感じたこと
寒くなると、体は無意識に筋肉を緊張させて縮こまります。
その小さな変化が積み重なり、特定の部位への負担につながることもあるのだと、あらためて感じました。
膝だけを見るのではなく、全身のつながりの中で考えることの大切さを再確認した施術でした。
金沢文庫からお越しの40代女性の方でした。
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