ご相談内容
お子さんがまだ小さく、日常的に抱っこをする時間が長いとのことでした。
その影響か、腰から臀部にかけて痛みを感じるようになり、徐々に気になる時間が増えてきたそうです。
動けないほどではないものの、抱き上げる動作や立ち上がるときに不安があり、「このまま続けて大丈夫だろうか」という思いもあったようです。
体の状態の見立て
動きと触れた感触を確認すると、腰まわりが全体として硬く、動きが少なく感じられました。
抱っこが続くと、無意識に腰を固定して使う傾向が出やすく、腰椎の前弯がやや減少しているようにも見受けられました。
前弯が減少すると、腰椎ひとつひとつの動きによる負担の分散がしにくくなり、特定の部位に圧が集中しやすくなります。
臀部の痛みについては、腰部の緊張や圧迫による神経への影響も関係している可能性が考えられました。
原因を一つに絞るのではなく、抱っこという生活動作の積み重ねが、現在の状態につながっているように感じられました。
施術の考え方と対応
まず、動きが少なくなっている腰椎の筋・関節に対して、マニピュレーションやモビリゼーションを用い、ロック傾向をやわらげる方向で調整しました。
あわせて、腰椎が自然な前弯を保ちやすくなるよう、胸椎や骨盤など関連する部位の動きも整えていきました。
局所だけを強く刺激するのではなく、負担が一点に集中しない状態を優先しました。
また、骨盤まわりを効率よく動かす簡単な運動と、腰を固定しすぎない抱っこの仕方についてもお伝えしました。
抱っこそのものをやめることは難しいため、体の使い方を少し変えることが現実的だと考えました。
施術を通して感じたこと
抱っこは避けられない大切な時間です。
だからこそ、その時間以外でどのように体を整えるかが大きな鍵になると感じました。
「負担をなくす」よりも、「負担を分散できる体に戻す」。
その視点が、今回の施術では中心にありました。
金沢文庫からお越しの40代女性の方でした。
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