ご相談内容
慢性的に首の痛みがあり、良い時と強く出る時を繰り返しているとのことでした。
なかなか変化を感じられず、医療機関でMRIを撮影。
下部頸椎に椎間板の圧迫が確認されたそうです。
現在は牽引と貼り薬で経過をみているものの、状態は大きく変わっていないとのことでした。
体の状態の見立て
首の動きや反応を確認しましたが、
はっきりとした可動域の減少や、差し込むような強い痛みは見られませんでした。
また、腕へのしびれなどの神経症状も確認されていません。
医療機関での対応内容から考えても、緊急性の高い状態とは考えにくい印象でした。
画像所見はあるものの、触診や動作の反応からは、椎間板そのものよりも、周囲の筋肉や関節の緊張が影響している可能性があるように感じられました。
施術の考え方と対応
まずは首から肩にかけての筋肉を丁寧にゆるめました。
筋肉の緊張が強い状態では、関節の動きも制限されやすくなります。
そのため、いきなり関節へ働きかけるのではなく、周囲の状態を整えることを優先しました。
その後、痛みや動きを確認しながら、頸椎に対して穏やかなモビリゼーションを行いました。
可動域を広げることを目的にするのではなく、「今の状態で無理のない動き」を探る意識で進めています。
施術を通して感じたこと
椎間板の圧迫という所見があると、そこに意識が向きやすくなります。
ただ、実際に痛みとして感じている部分は、周囲の筋肉の反応である可能性も考えられます。
同じような圧迫状況でも、動きがわずかにでも改善することで、体の受け止め方が変わることもあります。
根本的な背景に目を向けることも大切ですが、今の状態の中で目指せる「少し楽な位置」を探ることも、一つの選択肢だと感じました。
六浦からお越しの70代女性の方でした。
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