ご相談内容
以前から左膝に違和感はあったものの、日常生活には支障がなく、そのまま過ごされていたとのことでした。
最近になって特にきっかけは思い当たらないまま痛みが強まり、
- 歩きにくさ
- 階段を下りるときの不安
- ときどき差し込むような痛み
が出てきたため、ご相談をいただきました。
日常生活は続けられているものの、「急に悪くなったように感じる」という点に戸惑いがある様子でした。
体の状態の見立て
もともと違和感があったこと、そして明確なきっかけがないことから、特定の外傷というよりも、日常動作のなかで膝にかかる負担が少しずつ積み重なっていた可能性が考えられました。
膝そのものの構造が大きく変わらなくても、
負担がある一定のラインを越えたときに、急に痛みとして現れることは少なくありません。
触れてみると、関節周辺にやや腫れぼったさがあり、わずかに水分がたまっているように感じられました。
また、膝を最後まで伸ばし切る動きに制限がありました。
ときどき出る差し込むような痛みの訴えからも、関節内に軽い炎症が残っている可能性も否定できない状態と考えられました。
施術の考え方と対応
炎症の可能性を踏まえ、強い刺激や無理な調整は避けました。
膝まわりの筋肉や関節に対して、無理のない範囲でマニピュレーションとモビリゼーションを行い、
関節内の潤滑が保たれやすい状態を目指しました。
また、膝単独ではなく、周囲との協調した動きを促進するように調整しました。
一部分だけに負担が集中しないことを優先しています。
痛みはあるものの頻度は低く、可動域も大きく損なわれているわけではなかったため、完全な安静よりも、無理のない範囲で歩くことを提案しました。
関節は、損傷そのものだけでなく、動かさないことで徐々に固まっていくというリスクもあるので、その点を共有しました。
施術を通して感じたこと
長く続いていた小さな違和感が、ある日を境に痛みとしてはっきりすることは少なくありません。
今回の膝も、急な変化というよりは、これまでの積み重ねが表面に出てきたように感じられました。
痛みが出ている時期こそ、
「どこまで動かしてよいのか」を丁寧に見極めることが大切だと、あらためて感じた施術でした。
逗子からお越しの70代男性の方でした。
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