肩こりの原因とは?
頭を支えている
肩回りの筋肉は常に重い頭を支えています。頭はバランス良く首の上に乗っかっている訳ではなく、肩回りの筋肉が下に落ちようとする頭を常に引っ張り上げています。筋肉はゴム紐に似ています。弾力のあるゴム紐で重いものを引っ張ると、ゴム紐はつっぱって硬くなります。肩の筋肉にも同じことが起こります。
腕をぶら下げている
肩回りの筋肉は常に肩から腕をぶら下げています。立っているときは下へ、デスクワークや家事などでは前下方へ、腕は重力の方向へ引っ張られます。完全に脱力していたとしても、腕の重さに引っ張られた肩回りの筋肉はつっぱって硬くなります。ゴム紐と同じです。
手先の動きを制御する
日常生活では手先を細かく使うことが非常に多いです。上手に手先を使うためには肩回りの筋肉を緊張させて、動かす手先以外を筋肉を緊張させてロックする必要があります。この筋肉の緊張はそのまま肩こりにつながります。細かい作業をするのに肩から腕を動かしていては作業が上手くいきません。
肩こりの多くは筋肉が引っ張られてつっぱった状態と、肩をロックするための筋肉の緊張の組み合わせと考えられます。
姿勢の影響
もともとつっぱったり緊張しやすい状態の筋肉に、姿勢の影響が加わるとコリを助長します。
猫背、巻き肩、高いまくら、など。着てる服の背面がつっぱる姿勢は筋肉もつっぱるので影響が大きいです。
肩こりへのアプローチ
肩こりを緩める方向へ筋肉や関節を動かしていきます。基本的には引っ張られてつっぱている筋肉を、縮めながらほぐします。筋肉を縮めるというと硬く縮こまった状態を想像するかもしれませんが、イメージとしては筋肉が「たるんでゆるんだ状態」を目指します。ストレッチのみでは余計に筋肉はつっぱります。
肩こりの原因は避けられないものも多いので、どれだけ負担を分散させるかも重要になってきます。

背中の筋肉をほぐしながら背骨のひとつひとつに動きを付けていきます。
背骨からは肩甲骨や首へと筋肉が走行しています。背骨の動きに偏りがあると、筋肉の動きにも偏りができ、負担の分散が上手くいかなくなった箇所にコリがでやすくなります。

肩甲骨を動かします。
肩甲骨を体から引き離すのではなく、背骨に近づける方向に誘導しながら筋肉を緩めます。肩まわりの筋肉をたわんだ状態にする方向です。

筋肉をほぐしながら首の関節のひとつひとつに動きを付けていきます。
まんべんなく首の関節が動くことで背骨の上に頭が乗りやすくなり、筋肉の負担が小さくなります。
筋肉や関節の動きを良くしたうえで、
簡単にできる運動や負担を減らすための日常のアドバイスをお伝えしています。

