「歩く」を見直す3つの時間|5/16歩き方ワークショップ開催リポート

5月16日(木)、歩き方ワークショップを開催しました。
この日はレベル1(初めての方向け)とレベル2を2コマ、あわせて3クラスを実施。
それぞれの回に、その日ならではの空気と気づきがありました。

今回は、その特徴を中心に振り返ります。

【11:00〜 レベル1】初めての方向けクラス(女性中心/6名)


今回も女性の参加者が多数。中には2歳のお子さん連れの方もいらっしゃいました。
最初は少し緊張された様子も見られましたが、進行とともに場が和み、終わるころには皆さんに笑顔が見られました。

▶︎ 方足立ちには苦戦も、歩行はスムーズ


前半の座学では集中して話を聞いていただき、質問も交えながらとても良い雰囲気で進めることができました。
実技に入ると、普段とは違う「片足立ち」に苦戦される場面もありましたが、動きの意味や目的についてはしっかり理解されている様子でした。
むしろ実践の歩行のほうが皆さんスムーズな足運びを見せてくれて、理解と実践のバランスがとても良かった印象です。

▶︎ 「今までと違う感覚で動く」ことの大切さ


上手く歩けるに越したことはありませんが、初回クラスでは「できる、できない」ではなく、「今までと違う感覚で体を動かす」ことを一番大切にしています。
そこはしっかり伝わったように感じました。

【14:00〜/15:30〜 レベル2】継続クラス(女性中心/計10名)


午後はレベル2のクラスを2コマ開催。こちらも女性が多数参加されました。
すでにレベル1を受講済みの方なので、基本の歩行については特に問題なくスムーズにスタート。

▶︎ 意識するポイントが増えて戸惑いも


レベル2では、こちらからの要望も少しずつ高度になってくるため、参加者の皆さんもなかなかの苦戦。
それでも「できない」と口にされる方でも、講師目線では十分にできている場面も多くありました。
今回は「普段意識しない箇所に意識を向ける」必要があったため、できているのに気づけないケースも見られました。

▶︎ ふとした一言が動きを変える瞬間


途中で講師が意図せず発した一言が参加者の方に強く響き、その直後から動きがガラッと変わる場面も。
伝えることの難しさを感じつつも、感覚を共有することの面白さを実感しました。

▼編集後記


今回は、
・お子さん連れの参加で生まれた温かい雰囲気
・意識が深まることで生まれた戸惑い
・講師の言葉が参加者の動きを変えた瞬間

——という特徴的な3つのシーンが印象的なワークショップとなりました。

日常の動作である「歩く」ことを通じて、自分のからだと向き合う時間。
その繊細な変化を、これからも丁寧に拾っていきたいと思います。

▶︎ 次回のご案内


次回のワークショップ開催情報・ご予約については、以下のページをご覧ください。
👉 歩き方ワークショップのご案内はこちら

ご質問・ご相談もお気軽にどうぞ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!