「歩く」を見直す3つの時間|6/29歩き方ワークショップ開催リポート

6月29日(土)歩き方ワークショップを開催しました。
この日はレベル1(初めての方向け)とレベル2を2コマ、あわせて3クラスを実施。
それぞれの回に、その日ならではの空気と気づきがありました。

今回は、その特徴を中心に振り返ります。


【11:00〜 レベル1】初めての方向けクラス(30代〜70代/女性8名・男性2名)

この回には初参加の方10名が参加。30代〜70代と年代も幅広く、女性8名・男性2名という構成でした。
中でも印象的だったのは、3歳のお子さんを連れてご家族でご参加くださったこと。
小さなお子さんの存在が場をやわらげ、終始リラックスした雰囲気で会が進められました。

▶︎ 方足立ちは難しくても、歩行はスムーズ

座学では「歩行の基礎は片足立ちにある」というテーマで進行。
実技に入ると、多くの方が理想的な片足立ちの難しさに直面。
体をどうコントロールすれば安定するのか、感覚を探る時間となりました。

一方で、歩行になると意外なほどスムーズ。
ただ、無意識の中に垣間見える「今までのクセ」の修正には少し苦戦をしているようでした。

動きのポイントを指摘したときに見せる、ハッとした表情が印象的でした。

▶︎ 「もっと早く知りたかった」という声が、深い納得の証

「できる/できない」よりも「今までと違う感覚で体を操ることが大切」という講師の言葉には、参加者の皆さんもうなずきながら納得されていた様子。
終了後には「もっと早く知っていればよかった」との声もあり、今回の体験が深い実感をもって受け取られていたことが伝わってきました。


【14:00〜/15:30〜 レベル2】継続クラス(女性9名・男性1名)

午後はレベル2のクラスを2コマ開催。
14:00〜には30〜70代の男女8名(女性7名・男性1名)、15:30〜には70代の女性2名が参加されました。

▶︎ 14:00〜:上達とともに高まる意識、戸惑いとの向き合い

このクラスはレベル2を複数回受講している方が多く、皆さんの動きをさっと見渡すだけでも、体の使い方に対する理解の深まりが随所に感じられました。

その一方で、意識すべきポイントが増えることで情報量の多さに戸惑う場面も。
「上手くなると、同時に目指す水準も上がっていく」——そんな自然な流れを体現するような時間でした。

講師の目から見れば、上がるハードルの高さも確かな成長を感じられるポイントでした。

▶︎ 15:30〜:旧友同士のゆったりレッスン

15:30〜のクラスでは、70代女性2名が参加。偶然にも古くからのご友人同士。
ゆったりと穏やかなペースで進行することができました。

どちらもレベル2は今回が初回。
内容としては新しいことも多かったはずですが、構えることなく素直に受け止めていただけたようで、ゆっくり・丁寧に向き合う時間になりました。


▼編集後記

今回は、家族での初参加、理解が深まるからこその戸惑い、静かに深める少人数クラスと、それぞれに印象的な個性が現れた回となりました。

「歩く」ことを通じて、自分のからだと向き合う時間。
その繊細な変化を、これからも丁寧に拾っていきたいと思います。


▶︎ 次回のご案内

次回のワークショップ開催情報・ご予約については、以下のページをご覧ください。

👉 歩き方ワークショップのご案内はこちら

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