腰痛の原因
上半身を支えている
立っているときや座っているときに関わらず、上半身が起きている状態を維持するためには腰の筋肉の支えが必要です。腰の筋肉が脱力してしまっては上半身は重力に負けて倒れてしまいます。日中ほとんど人は体を起こしているので、腰の筋肉はかなりの時間ストレスにさらされています。必要最低限の筋力で体を支えられれば腰痛にはなりにくいのですが、腰痛になってしまう人は過度な筋力を使って腰に余計なストレスを与えています。
体の重さによる圧迫
腰は上半身の一番下にあり、体重による圧力が強くのしかかっています。腰の骨と骨の間にある椎間板や神経、筋肉、血管は常に圧迫されており、そもそも腰はストレスの多い状況下にあります。過度の圧迫が加わるとストレスは更に増加し、組織は警告として痛みや違和感を出します。腰痛が起こります。
立ち方や座り方、歩き方の癖
利き手や利き足があるために体を左右対称に使うことは難しく、立ち方や座り方、歩き方などには必ず癖があります。自分で意識することが難しく、知らない間に体をゆがめ、同じ筋肉や関節ばかりに負担をかけてしまいます。このゆがみや負担の差異は腰で顕著に見られ、限界に達した組織が腰痛を起こします。
腰痛に対していろいろな名称の診断がありますが、起こっている現象としてはほとんどが筋肉の緊張と圧迫です。緊張や圧迫によって痛めたり不具合を起こしている部位の違いによって診断名が変わります。
※特別な原因のない慢性的な腰痛の原因です。
腰痛の施術

腰の骨を動かしながら過度な筋肉の緊張をほぐします。

腰まわりの歪みが強い場合は整えていきます。ゆがみを戻す位置にブロックを入れ、体に良い状態の癖をつけていきます。

手技では届かないような体の奥深くの筋肉の緊張をとる場合には超音波治療器を使います。音の振動が体の奥深く9センチくらいまで伝達します。少し暖かくなるくらいで痛みなどはありません。

股関節の調整をします。腰痛を起こす筋肉は股関節にもつながっているので、股関節の動きの良し悪しはとても重要になってきます。
※良い状態を維持する為にはエクササイズも効果的です。