手足のシビレの原因
脊髄神経の圧迫
背骨は椎骨というブロック状の骨が縦に重なって形成されています。ブロックとブロックの間にはクッションとなる椎間板。クッションなので衝撃吸収やしなやかさといったメリットはあるのですが潰れます。潰れるとその辺りから出ている脊髄神経が圧迫され、その神経が受け持っている箇所がシビレます。
背骨以外にも手首や足首など、体の構造的に神経が圧迫されやすい箇所がシビレの原因になることもあります。
脳・脊髄の問題
脳からの信号は、脳→脊髄→脊髄神経→末梢神経へと流れる水とイメージすることができます。どこかで寸断されるとそこから下流へは水は流れません。特に脳・脊髄で寸断されると下流の範囲が大きく、特徴的な症状が現れます。脳では片半身、脊髄だと下半身など、大きな範囲で麻痺やシビレ、脱力が起こります。
糖尿病など
糖尿病は血糖値の高くなった状態です。本来血流によって全身の細胞に届けられるはずの栄養が、細胞に届けられず血流内にとどまってしまう病気です。全身栄養失調ですべての器官の機能が低下します。そもそも血流の滞りやすい体の抹消でその症状はより顕著にみられ、手足の指先などにシビレを感じさせます。
手足のシビレの施術
対応できるのは脊髄神経の圧迫によるシビレです。上の図のような神経の圧迫を、どのようにすれば解放できるかを考えて思いつくのは椎間板を元の型に戻すことだと思います。しかし実際椎間板の型は何をしてもそれほど元には戻りません(手術を除く)。でも楽にはなります。
楽になる理由の前提として、病院の検査で圧迫が確認されても症状が出ないという方が多く存在します。この方たちの圧迫の状況を「正座での足のシビレ」に例えると、シビレそうになったときに体制をもぞもぞ動かして、足の神経圧迫の継続を逃せている状態です。要は神経の圧迫が継続しなければ症状はそれほど出ません。
検査で背骨による神経の圧迫が見つかったとしても、上の図でいう椎骨がしっかり動いて、日常生活の中で神経が「圧迫」と「正常に近い状態」を繰り返せていれば大丈夫。逆に動きが悪く圧迫が継続しているようだとシビレます。
硬くなった椎骨の動きを良くするというのは当店の整体の目的そのものです。シビレがあるからといって特別な方法を加える必要はありません。
施術者プロフィール
閑喜 圭介(かんき けいすけ)
1976年8月30日生まれ。横浜市出身。神奈川県立舞岡高等学校卒業、東海大学卒業、日本カイロプラクティックドクター専門学院卒業。学院付属治療院勤務を経て、2009年4月、横浜市金沢区六浦に「かんき整体院」開業。
以前はスキーの大会を転戦していました。日々のトレーニングや怪我からのリハビリなど、整体師のキャリアだけでは得られない経験を多くしてきました。知識だけでなく、自分の経験と重ねながらお客様の体の状態を把握できる所が強みです。施術はできるだけ体への負担を小さく、最大の効果が得られるよう意識しています。
つらい体のお悩みが少しでも楽になることが第一なのですが、安心して施術を受けていただくことも大事だと思っています。当店はベッド1台、施術者も私一人です。いつご来店いただいてもお客様の体の状態をしっかりと把握した施術者が責任をもって対応させて頂きます。プライベートサロンならではの安心を是非お試しください!
※2023年現在、施術人数は20000人を超えました。
かんき整体
236-0031
神奈川県横浜市金沢区六浦5-2-2 カンキコーヒー内
京急逗子線六浦駅西口すぐ
営業時間 10:00~20:00
月曜定休 日曜18:00まで