コーヒー豆レビュー(パナマ ゲイシャ レリダ農園 ナチュラル)

パナマ ゲイシャ レリダ農園 ナチュラル

異国の空気感。優美でフローラルな香り。

独特な香りで知られるゲイシャコーヒー。優美でフローラルな香りは西洋とも東洋ともいえない異国の空気を想像させます。苦味も酸味も程よく、甘みを感じるその味わいは高級紅茶のよう。鼻の奥にくすぶり続けるアロマがしばらく現実を忘れさせてくれます。アロマテラピーのような感覚なのかもしれません。

他にも高級な豆は色々ありますがゲイシャは特別。味わいの系統が他の豆の延長上にありません。特有のゲイシャフレーバー。たしかに高価ですが対価を払わなければ体験できない逸品。是非お試しください!

生豆資料

レリダ農園の評判は古くから世界に知られており、古くは1929年パナマから初めて海外に輸出された時までさかのぼります。この優良な農園にて生産された高品質なコーヒーが、舌の肥えたコーヒー消費国の人々をうならせ、パナマの魅力的なものは運河だけではないことを気付かせました。
1924年、エンジニアのToleffBacheMonnicheは妻と一緒にFincaLeridaに引越ししました。ここで彼はノルウェーの田舎で行われているように、完全に手作業で家を建て、パナマで最初のコーヒープランテーションを建設しました。
1929年、レリダ農園はドイツに向けてパナマコーヒーを初めて輸出しました。これはパナマコーヒーの歴史上初めての輸出として登録されており、パナマコーヒーの歴史はこの農園から始まったといっても過言ではありません。そしてこれが、パナマコーヒーが高品質でエキゾチックなコーヒーの1つであると、ヨーロッパで高い評判を得るきっかけとなりました。その後も、同農園はその⾧い歴史を通じて、品評会でも数々の賞を受賞しています。Best of Panama を含むいくつかのコンテストで優勝しており、中でもゲイシャ種ナチュラルが有名です。
数々の受賞歴からもわかるように、最高のコーヒーを作るため、ベストな状態の完熟チェリーを集める為の収穫基準を設定し、そしてその豆の潜在能力を最大限引き出すことが出来るよう、生産シーズンを通して精選過程を綿密に追跡するなど、徹底した品質管理がされている農園です。

生産国:パナマ
生産地域:チリキ県ボケテ地域
商品名:パナマボケテレリダ農園ゲイシャナチュラル
農園名:レリダ農園
農園主:Amoruso家
標高:1,500-2,000m 品種:Geisha 精製:ナチュラル

パナマコーヒーについて

世界が高品質な豆に注目。

パナマと言えば、文書、運河、そして超高級コーヒー「ゲイシャ」の名産地。

エチオピアで生まれ、コスタリカの研究所に渡り、中米でも栽培されていたがサビ病で絶滅。忘れ去られていた「ゲイシャ種」だがパナマのボケテ地区のドンパチ農園がコスタリカの研究所より持ち帰って復活。そして近くのエスメラルダ農園が国際品評会でそれをよりアピール。その衝撃のテイストがきっかけで、パナマはコーヒーの産地としても世界的な注目を浴びる存在に躍り出た。

ボルカンバルーの麓、ボケテ地区、その周辺ではゲイシャのみならず他にも高品質な豆を作っている。ウオッシュド、ナチュラル、ハニー。多くの精製法のノウハウもあり、現在最も世界、特に高品質な豆を求める人々から愛されるブランド産地の一つとなっている。

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