肩こりのエクササイズ|縮めて動かす肩甲骨ほぐし

こんな方におすすめの記事です

✅ ストレッチしても肩こりがすぐ戻ってしまう
✅ 背中が常に張っていて、肩甲骨が動いていない気がする
✅ デスクワーク中、肩が重く感じることが多い

──そんなあなたへ、整体師目線で「縮めてほぐす」エクササイズをご紹介します。


肩こりの正体は「引っぱられ続けること」

多くの方が「肩がこっている」と感じるとき、実は肩まわりの筋肉が縮んで硬くなっているのではなく、
引っぱられてつっぱている状態になっています。

たとえば、背中が丸くなる姿勢を長く続けていると、肩甲骨が外へ広がったままになり、
肩や背中の筋肉は常に伸ばされたまま緊張状態に。
この「引っぱられっぱなしの状態」が、肩こりの正体です。


ストレッチより「縮めて動かす」

肩こり対策というとストレッチを思い浮かべる方が多いですが、
実は、こりの原因が「引っぱられてつっぱている状態」にある場合、さらに伸ばすことが余計に筋肉にストレスを与えることも。

そんなときは「縮めて動かす」がおすすめ。
つっぱりをたるませ、柔軟性と血流を回復、筋肉を正常な状態へと近づけていきます。

筋肉のコリは引っ張られてつっぱったゴム紐に似ています。距離を縮めてたるませれば柔らかくなりますね。血流も柔軟な筋肉の中ならスムーズです。


エクササイズ①:壁を使って肩甲骨を寄せる

1.手を壁に付いて立ちます
※肘が90度

※前腕が壁に対して垂直
※体の向きはなるべく前腕と並行

2.体を壁に寄せていき、肘を反対側に抜いていきます
※なるべく体の重さを使って体を壁に寄せます
※肘に引かれて肩甲骨が背骨に寄っているのを感じられれば上手にできています

3.少し痛いくらいの強度で30秒維持します

👉 肩甲骨と背骨の間の筋肉が“ギュッ”と縮む感じがあればOK。


エクササイズ②:胸を開いて腕を上下に動かす

1.肘を90度に曲げてしっかりと胸を開き、上を向きます

2.その状態のまま手を上下に動かします

※一度にたくさんやるより少しでも良いので頻繁にできると効果的です
※ストレッチの後に行うと効果的です
※筋肉を集めて動かすイメージを忘れないようにしましょう


日常に取り入れてみましょう

無理なくできる範囲で、1日に数回取り入れてみてください。
「縮めて動かす→血が巡る→ほぐれる」というサイクルが生まれると、
肩まわりの軽さが少しずつ戻ってきます。

もし「やっても硬さが抜けない」「肩甲骨が動かない感じがする」場合は、
土台となる体のバランスが崩れているかもしれません。
かんき整体では、体の構造を整える施術とあわせて、
ご自宅で続けられる簡単なエクササイズもお伝えしています。

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